セーフモードにより制限を受けるか無効となる関数

safe-modeにより制限される 関数のリストを示します。ただし、まだ、不完全で、不正確である可能性 があります。

セーフモードで制限される関数
関数 制限
dbmopen() 処理を行うファイル/ディレクトリが実行するスクリプトと 同じUIDを有しているかどうかを確認します。
dbase_open() 処理を行うファイル/ディレクトリが実行するスクリプトと 同じUIDを有しているかどうかを確認します。
filepro() 処理を行うファイル/ディレクトリが実行するスクリプトと 同じUIDを有しているかどうかを確認します。
filepro_rowcount() 処理を行うファイル/ディレクトリが実行するスクリプトと 同じUIDを有しているかどうかを確認します。
filepro_retrieve() 処理を行うファイル/ディレクトリが実行するスクリプトと 同じUIDを有しているかどうかを確認します。
ifx_*() sql_safe_mode restrictions, (!= safe mode)
ingres_*() sql_safe_mode restrictions, (!= safe mode)
mysql_*() sql_safe_mode restrictions, (!= safe mode)
pg_lo_import() 処理を行うファイル/ディレクトリが実行するスクリプトと 同じUIDを有しているかどうかを確認します。
posix_mkfifo() 処理を行うディレクトリが実行するスクリプトと同じ UID を有しているかどうかを確認します。
putenv() iniディレクティブのsafe_mode_protected_env_vars および safe_mode_allowed_env_varsに依存します。 putenv()のドキュメントも参照ください。
move_uploaded_file() 処理を行うファイル/ディレクトリが実行するスクリプトと 同じUIDを有しているかどうかを確認します。
chdir() 処理を行うディレクトリが実行するスクリプトと同じ UID を有しているかどうかを確認します。
dl() この関数は、PHP が safe-mode で動作している場合は無効となります。
backtick operator この関数は、PHP が safe-mode で動作している場合は無効となります。
shell_exec() (functional equivalent of backticks) この関数は、PHP が safe-mode で動作している場合は無効となります。
exec() safe_mode_exec_dir の中でのみ実行可能です。現実的な理由により、現在、実行パスに ..を含めることは許可されていません。 escapeshellcmd()はこの関数の引数にたいして 実行できます。
system() safe_mode_exec_dir の中でのみ実行可能です。現実的な理由により、現在、実行パスに ..を含めることは許可されていません。 escapeshellcmd()はこの関数の引数にたいして 実行できます。
passthru() safe_mode_exec_dir の中でのみ実行可能です。現実的な理由により、現在、実行パスに ..を含めることは許可されていません。 escapeshellcmd()はこの関数の引数にたいして 実行できます。
popen() safe_mode_exec_dir の中でのみ実行可能です。現実的な理由により、現在、実行パスに ..を含めることは許可されていません。 escapeshellcmd()はこの関数の引数にたいして 実行できます。
fopen() 処理を行うディレクトリが実行するスクリプトと同じ UID を有しているかどうかを確認します。
mkdir() 処理を行うディレクトリが実行するスクリプトと同じ UID を有しているかどうかを確認します。
rmdir() 処理を行うディレクトリが実行するスクリプトと同じ UID を有しているかどうかを確認します。
rename() 処理を行うファイル/ディレクトリが実行するスクリプトと 同じUIDを有しているかどうかを確認します。 処理を行うディレクトリが実行するスクリプトと同じ UID を有しているかどうかを確認します。
unlink() 処理を行うファイル/ディレクトリが実行するスクリプトと 同じUIDを有しているかどうかを確認します。 処理を行うディレクトリが実行するスクリプトと同じ UID を有しているかどうかを確認します。
copy() 処理を行うファイル/ディレクトリが実行するスクリプトと 同じUIDを有しているかどうかを確認します。 処理を行うディレクトリが実行するスクリプトと同じ UID を有しているかどうかを確認します。 ( sourceおよび targetにおいて)
chgrp() 処理を行うファイル/ディレクトリが実行するスクリプトと 同じUIDを有しているかどうかを確認します。
chown() 処理を行うファイル/ディレクトリが実行するスクリプトと 同じUIDを有しているかどうかを確認します。
chmod() 処理を行うファイル/ディレクトリが実行するスクリプトと 同じUIDを有しているかどうかを確認します。 加えて、SUID, SGID, スティキービットを設定する ことはできません
touch() 処理を行うファイル/ディレクトリが実行するスクリプトと 同じUIDを有しているかどうかを確認します。 処理を行うディレクトリが実行するスクリプトと同じ UID を有しているかどうかを確認します。
symlink() 処理を行うファイル/ディレクトリが実行するスクリプトと 同じUIDを有しているかどうかを確認します。 処理を行うディレクトリが実行するスクリプトと同じ UID を有しているかどうかを確認します。 (注意: ターゲットのみが 確認されます)
link() 処理を行うファイル/ディレクトリが実行するスクリプトと 同じUIDを有しているかどうかを確認します。 処理を行うディレクトリが実行するスクリプトと同じ UID を有しているかどうかを確認します。 (注意: ターゲットのみが 確認されます)
apache_request_headers() セーフモードでは、authorization で始まるヘッダ(大文字小文字は 区別されません)は返されません。
header() セーフモードでは、WWW-Authenticate (HTTP認証)ヘッダをセットする場合に realmパートに スクリプトのUIDがセットされます。
PHP_AUTH variables セーフモードでは、PHP_AUTH_USER, PHP_AUTH_PW, AUTH_TYPE$_SERVERに含まれません。 にも関わらず、USERにREMOTE_USERを使うことは未だ可能です。 (PHP4.3.0以降でのみ影響)
highlight_file(), show_source() 処理を行うファイル/ディレクトリが実行するスクリプトと 同じUIDを有しているかどうかを確認します。 処理を行うディレクトリが実行するスクリプトと同じ UID を有しているかどうかを確認します。
parse_ini_file() 処理を行うファイル/ディレクトリが実行するスクリプトと 同じUIDを有しているかどうかを確認します。 処理を行うディレクトリが実行するスクリプトと同じ UID を有しているかどうかを確認します。
set_time_limit() PHPがセーフモードで実行されている場合は影響を受けません。
max_execution_time PHPがセーフモードで実行されている場合は影響を受けません。
mail() セーフモードでは、5番目のパラメータが無効となります。
session_start() デフォルトの files session.save_handler を使う場合は、スクリプトのオーナーが session.save_path ディレクトリのオーナーと同じでなければなりません。
すべてのファイルシステム関数およびストリーム関数 処理を行うファイル/ディレクトリが実行するスクリプトと 同じUIDを有しているかどうかを確認します。 処理を行うディレクトリが実行するスクリプトと同じ UID を有しているかどうかを確認します。 (php.ini オプション safe_mode_include_dir を参照ください)。