(PHP 5, PHP 7)
curl_multi_info_read — 現在の転送についての情報を表示する
$mh
[, int &$msgs_in_queue
= NULL
] ) : arrayマルチハンドルに対して、個別の転送にメッセージ/情報が残っているかどうかを問い合わせます。 メッセージには、転送時のエラーコードや転送が完了したという情報が残っている可能性があります。
この関数を繰り返しコールすると、毎回新しい結果を返します。FALSE
が返されると、その時点でもう取得する結果がないことを意味します。
msgs_in_queue
がさす値は、
この関数をコールした後に残っているメッセージの数となります。
返されたリソースがさすデータは、 curl_multi_remove_handle() をコールした後には残りません。
成功した場合にメッセージの連想配列、失敗した場合に FALSE
を返します。
キー | 値 |
---|---|
msg | 定数 CURLMSG_DONE 。その他の返り値は現在は存在しません。 |
result | 定数 CURLE_* のいずれか。すべて OK なら
CURLE_OK が返ります。 |
handle | curl が扱うハンドルの型を表すリソース。 |
例1 curl_multi_info_read() の例
<?php
$urls = array(
"http://www.cnn.com/",
"http://www.bbc.co.uk/",
"http://www.yahoo.com/"
);
$mh = curl_multi_init();
foreach ($urls as $i => $url) {
$conn[$i] = curl_init($url);
curl_setopt($conn[$i], CURLOPT_RETURNTRANSFER, 1);
curl_multi_add_handle($mh, $conn[$i]);
}
do {
$status = curl_multi_exec($mh, $active);
$info = curl_multi_info_read($mh);
if (false !== $info) {
var_dump($info);
}
} while ($status === CURLM_CALL_MULTI_PERFORM || $active);
foreach ($urls as $i => $url) {
$res[$i] = curl_multi_getcontent($conn[$i]);
curl_close($conn[$i]);
}
var_dump(curl_multi_info_read($mh));
?>
上の例の出力は、 たとえば以下のようになります。
array(3) { ["msg"]=> int(1) ["result"]=> int(0) ["handle"]=> resource(5) of type (curl) } array(3) { ["msg"]=> int(1) ["result"]=> int(0) ["handle"]=> resource(7) of type (curl) } array(3) { ["msg"]=> int(1) ["result"]=> int(0) ["handle"]=> resource(6) of type (curl) } bool(false)
バージョン | 説明 |
---|---|
5.2.0 |
msgs_in_queue が追加されました。
|