(PECL ibm_db2 >= 1.0.0)
db2_autocommit — データベース接続の AUTOCOMMIT の状態を取得または設定する
指定した接続リソースについての AUTOCOMMIT の状態を設定あるいは取得します。
connection
db2_connect() あるいは db2_pconnect() が返した有効なデータベース接続リソース。
value
以下の定数のいずれか。
AUTOCOMMIT を無効にします。
AUTOCOMMIT を有効にします。
db2_autocommit() に
connection
パラメータのみを渡した場合、
指定した接続の AUTOCOMMIT の状態を整数値で返します。
DB2_AUTOCOMMIT_OFF
の場合は無効、
DB2_AUTOCOMMIT_ON
の場合は有効です。
db2_autocommit() に
connection
および
autocommit
の両方のパラメータを渡した場合、
指定した接続の AUTOCOMMIT を対応する状態に設定します。
成功した場合に TRUE
を、失敗した場合に FALSE
を返します。
例1 接続の AUTOCOMMIT 値の取得
以下の例では、AUTOCOMMIT を無効にした接続について db2_autocommit() 関数で調べます。
<?php
$options = array('autocommit' => DB2_AUTOCOMMIT_OFF);
$conn = db2_connect($database, $user, $password, $options);
$ac = db2_autocommit($conn);
if ($ac == DB2_AUTOCOMMIT_OFF) {
print "$ac -- AUTOCOMMIT は無効です。";
} else {
print "$ac -- AUTOCOMMIT が有効です。";
}
?>
上の例の出力は以下となります。
0 -- AUTOCOMMIT は無効です。
例2 接続の AUTOCOMMIT 値の設定
以下の例では、AUTOCOMMIT を無効にして作成した接続の AUTOCOMMIT を変更し、有効にします。
<?php
$options = array('autocommit' => DB2_AUTOCOMMIT_OFF);
$conn = db2_connect($database, $user, $password, $options);
// AUTOCOMMIT を有効にします
$rc = db2_autocommit($conn, DB2_AUTOCOMMIT_ON);
if ($rc) {
print "AUTOCOMMIT を有効にしました。\n";
}
// AUTOCOMMIT の状態を調べます
$ac = db2_autocommit($conn);
if ($ac == DB2_AUTOCOMMIT_OFF) {
print "$ac -- AUTOCOMMIT は無効です。";
} else {
print "$ac -- AUTOCOMMIT が有効です。";
}
?>
上の例の出力は以下となります。
AUTOCOMMIT を有効にしました。 1 -- AUTOCOMMIT が有効です。