(PECL eio >= 0.0.1dev)
eio_mkdir — ディレクトリを作る
$path
, int $mode
[, int $pri
= EIO_PRI_DEFAULT
[, callable $callback
= NULL
[, mixed $data
= NULL
]]] ) : resource
eio_mkdir() は、
mode
で指定したアクセスモードでディレクトリを作ります。
path
新しいディレクトリへのパス。
mode
アクセスモード。例: 0755
pri
リクエストの優先順位。EIO_PRI_DEFAULT
、EIO_PRI_MIN
、EIO_PRI_MAX
あるいは NULL
を指定します。
NULL
を渡した場合、pri
は内部的に
EIO_PRI_DEFAULT
となります。
callback
callback
関数が、リクエスト終了時にコールされます。
この関数のプロトタイプは、
void callback(mixed $data, int $result[, resource $req]);
data
は、リクエストに渡すカスタムデータです。
result
にはリクエスト固有の結果が格納されます。基本的には、対応するシステムコールが返すそのままの値となります。
req
はオプションで指定するリクエストリソースです。 eio_get_last_error() のような関数で使えます。
data
callback
に渡す任意の引数。
eio_mkdir()
は、成功した場合にリクエストリソースを返します。エラー時に FALSE
を返します。
例1 eio_mkdir() の例
<?php
$temp_dirname = "eio-temp-dir";
/* eio_mkdir() が終わったら呼ばれます */
function my_mkdir_callback($data, $result) {
if ($result == 0 && is_dir($temp_dirname)
&& !is_readable($temp_dirname)
&& is_writable($temp_dirname)) {
echo "eio_mkdir_ok";
}
// ディレクトリを削除します
if (file_exists($data))
rmdir($temp_dirname);
}
// アクセスモード 0300 でディレクトリを作ります
eio_mkdir($temp_dirname, 0300, EIO_PRI_DEFAULT, "my_mkdir_callback", $temp_dirname);
eio_event_loop();
?>
上の例の出力は、 たとえば以下のようになります。
eio_mkdir_ok