get_defined_constants

(PHP 4 >= 4.1.0, PHP 5, PHP 7)

get_defined_constantsすべての定数の名前とその値を連想配列として返す

説明

get_defined_constants ([ bool $categorize = FALSE ] ) : array

現在定義されている全ての定数の名前と値を返します。返される値には、 拡張モジュールにより作成された定数や define() 関数で作成された定数も含まれます。

パラメータ

categorize

これを渡すと、この関数は多次元の配列を返すようになります。 最初の次元のキーがカテゴリとなり、 そのカテゴリ内の定数とその値が下位レベルに格納されます。

<?php
define
("MY_CONSTANT"1);
print_r(get_defined_constants(true));
?>

上の例の出力は、 たとえば以下のようになります。

Array
(
    [Core] => Array
        (
            [E_ERROR] => 1
            [E_WARNING] => 2
            [E_PARSE] => 4
            [E_NOTICE] => 8
            [E_CORE_ERROR] => 16
            [E_CORE_WARNING] => 32
            [E_COMPILE_ERROR] => 64
            [E_COMPILE_WARNING] => 128
            [E_USER_ERROR] => 256
            [E_USER_WARNING] => 512
            [E_USER_NOTICE] => 1024
            [E_ALL] => 2047
            [TRUE] => 1
        )

    [pcre] => Array
        (
            [PREG_PATTERN_ORDER] => 1
            [PREG_SET_ORDER] => 2
            [PREG_OFFSET_CAPTURE] => 256
            [PREG_SPLIT_NO_EMPTY] => 1
            [PREG_SPLIT_DELIM_CAPTURE] => 2
            [PREG_SPLIT_OFFSET_CAPTURE] => 4
            [PREG_GREP_INVERT] => 1
        )

    [user] => Array
        (
            [MY_CONSTANT] => 1
        )

)

返り値

定数名 => 定数値 の配列の配列を返します。 オプションで、その定数を定義している拡張モジュール名ごとにグループ化することもできます。

変更履歴

バージョン 説明
5.3.1 Windows のみ: コア定数のカテゴリが Core になりました。 それまでは mhash でした。
5.3.0 コア定数のカテゴリが Core になりました。 それまでは internal でした。Windows では、 コア定数のカテゴリは mhash となります。
5.2.11 categorize パラメータが正しく動作するようになりました。 これまでは categorize パラメータが !is_null($categorize) で解釈されており、 NULL 以外の値を指定すると定数を強制的にカテゴリ分類させてしまっていました。

例1 get_defined_constants() の例

<?php
print_r
(get_defined_constants());
?>

上の例の出力は、 たとえば以下のようになります。

Array
(
    [E_ERROR] => 1
    [E_WARNING] => 2
    [E_PARSE] => 4
    [E_NOTICE] => 8
    [E_CORE_ERROR] => 16
    [E_CORE_WARNING] => 32
    [E_COMPILE_ERROR] => 64
    [E_COMPILE_WARNING] => 128
    [E_USER_ERROR] => 256
    [E_USER_WARNING] => 512
    [E_USER_NOTICE] => 1024
    [E_ALL] => 2047
    [TRUE] => 1
)

参考