(PHP 5 >= 5.1.2, PHP 7, PECL hash >= 1.1)
hash — ハッシュ値 (メッセージダイジェスト) を生成する
$algo
, string $data
[, bool $raw_output
= FALSE
] ) : string
algo
選択したアルゴリズムの名前 (すなわち "md5"、"sha256"、"haval160,4" など…)。
data
ハッシュするメッセージ。
raw_output
TRUE
を設定すると、生のバイナリデータを出力します。
FALSE
の場合は小文字の 16 進数値となります。
raw_output
が true に設定されていない場合は、
メッセージダイジェストの計算結果を小文字の 16 進数値形式の文字列で
返します。もし true に設定されていた場合は、メッセージダイジェストが
そのままのバイナリ形式で返されます。
バージョン | 説明 |
---|---|
5.4.0 | tiger アルゴリズムで、ビッグエンディアンのバイトオーダーを使うようになりました。以下のサンプルも参照ください。 |
例1 hash() の例
<?php
echo hash('ripemd160', 'The quick brown fox jumped over the lazy dog.');
?>
上の例の出力は以下となります。
ec457d0a974c48d5685a7efa03d137dc8bbde7e3
例2 PHP 5.4 より前のバージョンでの tiger ハッシュの、PHP 5.4 以降での計算
<?php
function old_tiger($data = "", $width=192, $rounds = 3) {
return substr(
implode(
array_map(
function ($h) {
return str_pad(bin2hex(strrev($h)), 16, "0");
},
str_split(hash("tiger192,$rounds", $data, true), 8)
)
),
0, 48-(192-$width)/4
);
}
echo hash('tiger192,3', 'a-string'), PHP_EOL;
echo old_tiger('a-string'), PHP_EOL;
?>
上の例の PHP 5.3 での出力は、このようになります。
146a7492719b3564094efe7abbd40a7416fd900179d02773 64359b7192746a14740ad4bb7afe4e097327d0790190fd16
上の例の PHP 5.4 での出力は、このようになります。
64359b7192746a14740ad4bb7afe4e097327d0790190fd16 146a7492719b3564094efe7abbd40a7416fd900179d02773