(PHP 4 >= 4.2.0, PHP 5, PHP 7)
is_a — オブジェクトがこのクラスのものであるか、このクラスをその親クラスのひとつとしているかどうかを調べる
$object
, string $class_name
[, bool $allow_string
= FALSE
] ) : bool
指定した object
がこのクラスのものであるか、
あるいはこのクラスをその親クラスのひとつとしているかどうかを調べます。
object
調べたいオブジェクト。
class_name
クラス名。
allow_string
このパラメータを FALSE
にすると、
クラス名を表す文字列を object
に指定できなくなります。
そして、クラスが存在しない場合のオートローダーの呼び出しもしなくなります。
オブジェクトがこのクラスのものであるか、
あるいはこのクラスをその親クラスのひとつとしている場合に
TRUE
、それ以外の場合に FALSE
を返します。
バージョン | 説明 |
---|---|
5.3.9 |
パラメータ allow_string が追加されました。
|
5.3.0 |
この関数は非推奨ではなくなりました。そのため
E_STRICT も発生しなくなりました。
|
5.0.0 |
この関数は非推奨となり、かわりに
instanceof
演算子の使用が推奨されるようになりました。この関数をコールすると
E_STRICT が発生します。
|
例1 is_a() の例
<?php
// クラス定義
class WidgetFactory
{
var $oink = 'moo';
}
// オブジェクトを作成します
$WF = new WidgetFactory();
if (is_a($WF, 'WidgetFactory')) {
echo "はい、\$WF は WidgetFactory です\n";
}
?>
例2 PHP 5 での instanceof 演算子の使用
<?php
if ($WF instanceof WidgetFactory) {
echo 'はい、$WF は WidgetFactory です';
}
?>