(PHP 4 >= 4.0.6, PHP 5, PHP 7)
pg_last_notice — PostgreSQL サーバーからの直近の通知メッセージを返す
pg_last_notice() は、connection
で指定した PostgreSQL サーバーからの直近の通知メッセージを返します。
たとえば、テーブルに SERIAL カラムを作成する場合などに
PostgreSQL サーバーは通知メッセージを送信します。
pg_last_notice() でトランザクションに関連する通知 メッセージがあるかないかをチェックすることで、無意味なクエリの発行を 避けることが可能です。
php.ini で pgsql.ignore_notice に 1 を指定することで、通知メッセージの追跡をしないようにすることが可能です。
php.ini で pgsql.log_notice に 0 を指定することで、通知メッセージをログに記録しないようにすることが可能です。 pgsql.ignore_notice が 0 に設定されていない限り、 通知メッセージをログに記録することはできません。
connection
PostgreSQL データベースの接続リソース。
option
直近の通知を返す PGSQL_NOTICE_LAST
、
すべての通知を返す PGSQL_NOTICE_ALL
、
または通知をクリアする PGSQL_NOTICE_CLEAR
のいずれか
PGSQL_NOTICE_LAST
使用時は、
指定された connection
の直近の通知を含む string、
PGSQL_NOTICE_ALL
使用時は array、
PGSQL_NOTICE_CLEAR
使用時は boolean、
エラー時には FALSE
を返します。
例1 pg_last_notice() の例
<?php
$pgsql_conn = pg_connect("dbname=mark host=localhost");
$res = pg_query("CREATE TABLE test (id SERIAL)");
$notice = pg_last_notice($pgsql_conn);
echo $notice;
?>
上の例の出力は以下となります。
CREATE TABLE will create implicit sequence "test_id_seq" for "serial" column "test.id"
バージョン | 説明 |
---|---|
7.1.0 |
option パラメータが追加されました。
|