定数

目次

定数は簡単な値のためのID(名前)です。この名前が示すように、定数の値は スクリプト実行中に変更できません (マジック定数 は例外で、これらは実際は定数ではありません)。 デフォルトで定数では大文字小文字を区別します。慣習的に、 定数は常に大文字で表記されます。

定数の名前は、PHP のラベルと同じ規則に従います。有効な定数の名前は、 文字またはアンダースコアで始まり、任意の数の文字、数字、 アンダースコアが後に続きます。正規表現で示すと次のようになります。 [a-zA-Z_\x7f-\xff][a-zA-Z0-9_\x7f-\xff]*

ヒント

ユーザーレベルでの命名の手引き も参照ください。

例1 有効/無効な定数名の例

<?php

// 有効な定数名
define("FOO",     "something");
define("FOO2",    "something else");
define("FOO_BAR""something more");

// 無効な定数名
define("2FOO",    "something");

// 有効だが、避けるべき。
// 将来 PHP に定数の予約語が追加された場合に
// スクリプトが動作しなくなる可能性がある
define("__FOO__""something"); 

?>

注意: 本節の目的においては、文字は a-z, A-Z, および127から255まで (0x7f-0xff)のASCII文字を指します。

superglobalsと同様に定数のスコープはグローバルです。 つまり、スコープによらずスクリプトの中ではどこでも定数に アクセスできます。スコープの詳細についてはマニュアルの 変数のスコープ をご覧ください。