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PHP Manual
PHP 5.3.x から PHP 5.4.x への移行
INI ファイルの扱いに関する変更
INI ファイルの扱いに関する変更
デフォルト値が変更された
php.ini
ディレクティブは以下の通りです。
register_globals
および
register_long_arrays
magic_quotes_gpc
、
magic_quotes_runtime
および
magic_quotes_sybase
allow_call_time_pass_reference
define_syslog_variables
highlight.bg
session.bug_compat_42
および
session.bug_compat_warn
mbstring.script_encoding
y2k_compliance
safe_mode
、
safe_mode_gid
、
safe_mode_include_dir
、
safe_mode_exec_dir
、
safe_mode_allowed_env_vars
および
safe_mode_protected_env_vars
次の
php.ini
ディレクティブが追加されました。
cli.pager
および
cli.prompt
。 これは、readline を使った対話シェルモードで利用するものです。
cli_server.color
。これは、 開発用の組み込みウェブサーバーで ANSI カラーコードを使った端末への出力を有効にします。
max_input_vars
- 最大で何個までの GET/POST/COOKIE 入力変数を受け付けるか。
zend.multibyte
- 新たなマルチバイトサポートの制御。
zend.script_encoding
- この値は、スクリプトの先頭に "declare(encoding=...)" が書かれていないときに使うものです。
zend.signal_check
- シャットダウン時に、シグナルハンドラが置き換えられているかどうかをチェックします。
session.upload_progress.enabled
、
session.upload_progress.cleanup
、
session.upload_progress.prefix
、
session.upload_progress.name
、
session.upload_progress.freq
および
session.upload_progress.min_freq
enable_post_data_reading
- 無効にすると、POST データの読み込みやその後の処理を行いません。
windows_show_crt_warning
- このディレクティブを有効にすると Windows CRT の警告を表示します。 これまでのバージョンでは、デフォルトで常に表示されていました。
次の
php.ini
ディレクティブには変更がありました。
session.entropy_file
のデフォルトが /dev/random あるいは /dev/urandom となりました。これはコンパイル時に推測した結果で決まります。
session.entropy_length
のデフォルトが 32 に変わりました。