(PHP 5 >= 5.3.0, PHP 7, PECL zip >= 1.9.0)
ZipArchive::addGlob — ディレクトリから、glob パターンを使ってファイルを追加する
$pattern
[, int $flags
= 0
[, array $options
= array()
]] ) : bool
ディレクトリから、glob pattern
にマッチするファイルを追加します。
注意: ポータビリティを考慮して、ZIP ファイル名のディレクトリ区切り文字には常にスラッシュ (/) を使うことを推奨します。
pattern
glob() パターン。どのファイルを対象にするのかを指定します。
flags
glob() のフラグのビットマスク。
options
オプションの連想配列。次のオプションが使えます。
"add_path"
アーカイブ内のファイルのローカルパスに変換するときにつけるプレフィックス。 これが適用されるのは、 "remove_path" や "remove_all_path" で定義された削除処理がすべて終わった後です。
"remove_path"
マッチしたファイルをアーカイブに追加する前に削除するプレフィックス。
"remove_all_path"
TRUE
にすると、ファイル名だけを使ってアーカイブのルートに追加します。
成功した場合に TRUE
を、失敗した場合に FALSE
を返します。
例1 ZipArchive::addGlob() の例
現在の作業ディレクトリにある、すべての PHP スクリプトとテキストファイルを追加します。
<?php
$zip = new ZipArchive();
$ret = $zip->open('application.zip', ZipArchive::CREATE | ZipArchive::OVERWRITE);
if ($ret !== TRUE) {
printf('Failed with code %d', $ret);
} else {
$options = array('add_path' => 'sources/', 'remove_all_path' => TRUE);
$zip->addGlob('*.{php,txt}', GLOB_BRACE, $options);
$zip->close();
}
?>