実行時設定

php.ini の設定により動作が変化します。

ファイルシステムおよびストリーム設定オプション
名前 デフォルト 変更可能 変更履歴
allow_url_fopen "1" PHP_INI_SYSTEM  
allow_url_include "0" PHP_INI_SYSTEM PHP 5.2.0 から利用可能です。
user_agent NULL PHP_INI_ALL  
default_socket_timeout "60" PHP_INI_ALL  
from "" PHP_INI_ALL  
auto_detect_line_endings "0" PHP_INI_ALL  
sys_temp_dir "" PHP_INI_SYSTEM PHP 5.5.0 から使用可能です。

以下に設定ディレクティブに関する 簡単な説明を示します。

allow_url_fopen boolean

このオプションにより、URL対応のfopenラッパーが使用可能となり、 ファイルのようにURLオブジェクトをアクセスできるようになります。 デフォルトのラッパーが、ftpまたはhttpプロトコルを用いて リモートファイルに アクセスするために提供されています。zlibのようないくつかの拡張モジュールが ラッパーを追加することがあります。

allow_url_include boolean

このオプションを指定すると include, include_once, require, require_once で URL 対応の fopen ラッパーが使用できるようになります。

注意:

この設定を使用するには、allow_url_fopen が on でないといけません。

user_agent string

送信する PHP 用のユーザーエージェントを定義します。

default_socket_timeout integer

ソケットベースのストリームのデフォルトの有効時間(単位は秒)を定義します。

from string

認証なしの FTP 接続で使ったり、あるいは HTTP 接続の From ヘッダで使ったりするためのメールアドレス。 それぞれ、ftp ラッパーおよび http ラッパーに対応します。

auto_detect_line_endings boolean

onにした場合、PHPは fgets() および file() により読み込まれたデータを評価し、UNIX、MS-DOS、Machintoshの行末 表記を使用しているかどうかを調べます。

これにより、PHPがMacintoshシステムと相互運用できるようになりますが、 デフォルトはOffとなっています。これは、最初の行の行末表記を検出 する際にごく僅かな性能劣化があるためと、UNIXシステムのもとで復改 文字を項目セパレータとして使用している人が従来のバージョンと互換 性がない動作であると感じる可能性があるためです。

sys_temp_dir string