ftell

(PHP 4, PHP 5, PHP 7)

ftellファイルの読み書き用ポインタの現在位置を返す

説明

ftell ( resource $handle ) : int

handle ファイルの読み書き用ポインタの現在位置を返します。

パラメータ

handle

ファイルポインタは有効なものでなければならず、また fopen()popen() で正常にオープンされたファイルを指している必要があります。 ftell() は、("a" フラグ付きでオープンされた) 追加のみ可能なストリームに対する結果も未定義です。

返り値

handle が示すファイルポインタの位置、 すなわちファイル・ストリーム上のオフセットを整数値で返します。

エラーが起こった場合 FALSE を返します。

注意: PHP の数値型は符号付整数であり、 多くのプラットフォームでは 32 ビットの整数を取るため、 ファイルシステム関数の中には 2GB より大きなファイルについては期待とは違う値を返すものがあります。

例1 ftell() の例

<?php

// ファイルをオープンし、データを読み込む
$fp fopen("/etc/passwd""r");
$data fgets($fp12);

// どこにいるんだ ?
echo ftell($fp); // 11

fclose($fp);

?>

参考

  • fopen() - ファイルまたは URL をオープンする
  • popen() - プロセスへのファイルポインタをオープンする
  • fseek() - ファイルポインタを移動する
  • rewind() - ファイルポインタの位置を先頭に戻す