rewind

(PHP 4, PHP 5, PHP 7)

rewindファイルポインタの位置を先頭に戻す

説明

rewind ( resource $handle ) : bool

handle のファイル位置指示子を、 ファイルストリームの先頭にセットします。

注意:

追記モード ("a" もしくは "a+") でファイルをオープンした場合、 ファイルのポインターの位置とは無関係に、 ファイルに書き込まれるデータは常に追加されます。

パラメータ

handle

ファイルポインタは有効なものでなければならず、 また fopen() で正常にオープンされたファイルを指している必要があります。

返り値

成功した場合に TRUE を、失敗した場合に FALSE を返します。

例1 rewind() での上書きの例

<?php
$handle 
fopen('output.txt''r+');

fwrite($handle'Really long sentence.');
rewind($handle);
fwrite($handle'Foo');
rewind($handle);

echo 
fread($handlefilesize('output.txt'));

fclose($handle);
?>

上の例の出力は、 たとえば以下のようになります。

Foolly long sentence.

参考

  • fread() - バイナリセーフなファイルの読み込み
  • fseek() - ファイルポインタを移動する
  • ftell() - ファイルの読み書き用ポインタの現在位置を返す
  • fwrite() - バイナリセーフなファイル書き込み処理