maxdb_real_connect

maxdb::real_connect

(PECL maxdb >= 1.0)

maxdb_real_connect -- maxdb::real_connectMaxDB サーバーへの接続をオープンする

説明

手続き型

maxdb_real_connect ( resource $link [, string $hostname [, string $username [, string $passwd [, string $dbname [, int $port = 0 [, string $socket ]]]]]] ) : bool

オブジェクト指向型

maxdb::real_connect ([ string $hostname [, string $username [, string $passwd [, string $dbname [, int $port = 0 [, string $socket ]]]]]] ) : bool

maxdb_real_connect() は、 hostname で稼動中の MaxDB データベースエンジンに対して、 接続の確立を試みます。

この関数は、maxdb_connect() とは以下の点で違います。

  • maxdb_real_connect() には、 maxdb_init() で作成した有効なリソースが必要です。

  • maxdb_options() 関数により、 接続の際のさまざまなオプションを設定することが可能です。

返り値

成功した場合に TRUE を、失敗した場合に FALSE を返します。

例1 オブジェクト指向型

<?php

/* 接続オブジェクトを作成しますが、まだ接続していません */
$maxdb maxdb_init();

/* 接続オプションを設定します */
$maxdb->options(MAXDB_UNICODE"FALSE");
$maxdb->options(MAXDB_TIMEOUT5);

/* サーバーに接続します */
$maxdb->real_connect('localhost''MONA''RED''DEMODB');

/* 接続を調べます */
if (maxdb_connect_errno()) {
   
printf("接続に失敗しました: %s\n"maxdb_connect_error());
   exit();
}

printf ("接続: %s\n."$maxdb->host_info);

$maxdb->close();
?>

例2 手続き型

<?php

/* 接続オブジェクトを作成しますが、まだ接続していません */
$link maxdb_init();

/* 接続オプションを設定します */
maxdb_options($linkMAXDB_UNICODE"FALSE");
maxdb_options($linkMAXDB_TIMEOUT5);

/* サーバーに接続します */
maxdb_real_connect($link'localhost''MONA''RED''DEMODB');

/* 接続を調べます */
if (maxdb_connect_errno()) {
   
printf("接続に失敗しました: %s\n"maxdb_connect_error());
   exit();
}

printf ("接続: %s\n."maxdb_get_host_info($link));

maxdb_close($link);
?>

上の例の出力は、 たとえば以下のようになります。

接続: localhost <...>

参考

  • maxdb_connect() - MaxDB サーバーへの新しい接続をオープンする
  • maxdb_init() - MaxDB を初期化し、maxdb_real_connect で使用するリソースを返す
  • maxdb_options() - オプションを設定する
  • maxdb_ssl_set() - SSL を使用したセキュアな接続を確立するために使用する
  • maxdb_close() - 事前にオープンされたデータベース接続を閉じる