uasort

(PHP 4, PHP 5, PHP 7)

uasortユーザー定義の比較関数で配列をソートし、連想インデックスを保持する

説明

uasort ( array &$array , callable $value_compare_func ) : bool

この関数は、インデックスとそれに対応する要素を関連づけた配列をソートします。 ソートには、ユーザー定義の比較関数を使います。

主に実際の配列の順序に意味がある連想配列をソートするためにこの関数は使用されます。

注意:

比較結果が等しくなる二つの要素があった場合、ソートした配列におけるそれらの並び順は不定となります。

パラメータ

array

入力の配列。

value_compare_func

ユーザー定義の比較関数の例については、 usort() および uksort() を参照ください。

返り値

成功した場合に TRUE を、失敗した場合に FALSE を返します。

例1 基本的な uasort() の例

<?php
// 比較用の関数
function cmp($a$b) {
    if (
$a == $b) {
        return 
0;
    }
    return (
$a $b) ? -1;
}

// ソートしたい配列
$array = array('a' => 4'b' => 8'c' => -1'd' => -9'e' => 2'f' => 5'g' => 3'h' => -4);
print_r($array);

// ソートした結果の配列を表示します
uasort($array'cmp');
print_r($array);
?>

上の例の出力は以下となります。

Array
(
    [a] => 4
    [b] => 8
    [c] => -1
    [d] => -9
    [e] => 2
    [f] => 5
    [g] => 3
    [h] => -4
)
Array
(
    [d] => -9
    [h] => -4
    [c] => -1
    [e] => 2
    [g] => 3
    [a] => 4
    [f] => 5
    [b] => 8
)

参考